新年挨拶
新年明けましておめでとうございます。
昨年は引き続き、コロナ感染症関連の対応に追われ瞬く間に時間が過ぎてしまいました。
コロナ禍前であれば数か月間インフルエンザやノロウィルスなどの季節性感染症に対応するのみでした(治療薬や対応等はある程度確立されたものがあるので、少し気持ち的には楽です)が、コロナ感染症のように通年流行してしまうと気の休まる時間もないのが現状です。
しかし、3年目となった昨年は少しずつではありますがコロナ感染症の対応にも慣れ、以前と比較すると一日で倍近い患者さんの診察が出来るようになりました。
これは病気に対する患者さんの知識・理解が深まり、我々もこれまで無我夢中に診療し得た経験があるからなのでしょう。
山口医院、さざなみクリニックで行われている発熱外来受診者は、延べ数百人に達しております。
ただ当院の受け入れ人数の上限があり、一部お問い合わせを頂いた患者さんの診察が出来てはおりません。
体調が悪く、一刻も早く受診をしたい患者さんにはご迷惑をお掛けし大変申し訳ありませんでした。
まだまだ終息にはほど遠い情勢ですが、お問い合わせがあれば出来る限り多くの患者さんの診療を行っていきたいと思います。
昨年、恒久会グループとしては約10年ぶりに木更津市金田地区において初めてのサービス付き高齢者向け住宅せせらぎの郷を開設致しました。
今後の超高齢化社会において介護保険と連携し、日常生活や介護に不安を抱くご高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できる住居です。
山口医院を中心とする医療のバックアップや法人内介護施設とも連携しておりますので健康面でも安心安全にお過ごし出来ると考えております。
また来年度には、袖ヶ浦市神納地区に第8期介護保険事業計画において承認を頂きました認知症グループホーム(認知症対応型共同生活介護)18床、地域密着型特別養護老人ホーム29床の建設・開設も予定しております。
これまで以上に、恒久会グループの理念である患者・利用者様の立場に立つ医療福祉を実践し、地域の皆様に貢献していく所存ですので、引き続きご理解・ご支援賜りますようにお願い申し上げます。
医療法人社団恒久会
理事長 山口重貴